アイアンの門扉とウッドの外壁、庭には石材を敷きナチュラル素材がどこか懐かしい空間。

昭和レトロな雰囲気はそのままに、現代のライフスタイルに合わせたリノベーションは至る所に思い出が感じられる。

白でまとまられた明るく清潔感のあるキッチン。レンジフードは奥様のこだわりでもある丸みのあるデザインでヤマゼンのもの。

キッチン天板と壁に貼られたサイズ違いの白いモザイクタイルや窓の十字の桟、キャビネットの取っ手・・・etc。

いたるところにレトロなこだわりを感じることができる。

白一色のキッチンダイニングはお掃除をするのが大変だが、それだけ愛着がわくとおっしゃる奥様。

ダイニングテーブルは伯母様が使っていたテーブルの脚を使い、無垢のウォールナット材を天板にしたオリジナルのもの。

以前と同じ配置でつくりかえた吊り戸棚。
レトロな要素が満載なキッチンでより一層目を惹き、アクセントになっている。

サンルームからは自分で育てた植物を眺めることができる。

和室と繋がる壁をアクセントカラーでもある萌黄色にすることによって和室とも一体感があり、レトロでナチュラルな空間にカリモクのソファが相性抜群。
隣の和室とあいまって、まるで旅館のような佇まいに。

床の間の代わりに余った部材でつくったギャラリースペースにコレクションの万華鏡をディスプレイ。
元々和室はギャラリー的な使い方をしたいとおっしゃっていたご夫婦。

壁には、掛け軸などを季節にあわせて色々飾れるようにピクチャーレールを設置。

レトロな雰囲気を残しながら、リメイクされたドア。思い出のあるドアを残したくて浴室のドアを白く塗装し、玄関からサンルームに入るドアに。
無垢のフローリングや白を基調にした建具に擦りガラスがよく合う。

元々の階段はそのままに塗装を白と茶色でナチュラルに。

淡いグリーンの扉がアクセント。

玄関横には以前住んでいたマンションでは無かった小さな庭を設け、植物を育てながら自然とふれあうことが出来る。

レトロな雰囲気を感じさせる玄関ドアはオリジナル。

淡いグリーンに、型板ガラスをはめモールディングでアクセントをつけた。

白いタイルが清潔感があり、爽やかな印象。