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古い集合住宅の持ち味を生かしたリノベーション
ご主人が住み慣れた古い集合住宅をリフォーム。
真新しいモダンな印象に変えるのではなく、
古い建物ならではの味わいを生かすようにリノベーションした。
床には無垢のナラ材やタイル、壁には漆喰を施し、ナチュラルで柔らかい雰囲気に。
建具など細部にもこだわり、
居心地の良いカフェのような空間が完成した。
アトリエコーナーを設けた開放的なリビング
リフォーム前はあまり使っていなかったという和室をつぶし、広々としたLDKに改造。
窓辺には横長の机とオープン棚を設け、アトリエスペースにした。
建具にもこだわり、部屋の雰囲気に合わないアルミサッシを隠すため、白の木製格子を取り付けた。
リビングのアトリエスペース
リビングの窓際に設けたアトリエスペースは、お茶を飲んだり、奥様が裁縫をするのに利用。
愛犬の洋服作りにはまっている奥様は、「今後の夢は犬用の服のネットショップを開くこと」と話す。
カフェ風インテリアのリビング
まるでカフェのようなリビング。
「リフォームをきっかけに、インテリアにも興味を持った」というご主人。
古い物が持つ味わいや、使い込まれた渋い雰囲気が好きで、アイアンのソファやテーブルを「TRUCK」で購入。
ダイニングからリビングを見る
使い込まれた木の感じなど、渋く味わいのある雰囲気が好きだという建て主。
床は無垢のナラ材、壁は漆喰で仕上げ、素材感のある味わい深い空間になった。
「フローロングの材質やドアノブなどもこだわって選んだので、これからの変化が楽しみ」と話すご主人。
リビングからダイニング・キッチンを見る
リビングとダイニング、キッチンは一直線の並びになっていて、どこにいても会話がしやすい。
シンプルな家事動線で、配膳や片付けなどの家事もスムーズ。
キッチン
白で統一されたキッチン。
床にはタイルを使用した。
ダイニングと床の素材を変えることで、リビング・ダイニングとの境界を生み出している。
ベットルーム
リビングに隣接しているベッドルーム。
壁で完全に区切るのではなく、入り口や壁の上部をオープンにすることで、リビングとの一体感が生まれた。
愛犬の安全面を考え、入り口にはアイアンの扉を設けた。
パウダールーム
パウダールームの床には優しい色合いのタイルを使用。
天板や洗面ボウルの白とマッチして、優しく柔らかい雰囲気に。
アンティークのミラーがアクセントになっている。
玄関
玄関スペースを広く使えるように、框(かまち)を曲線状にした。
床に敷き詰めた白く丸いタイルが印象的。
「狭いスペースも有効にと考えたので、住んでいて癒される、生活を楽しめる家になった」とご夫妻は話す。