「20年、30年と住んでも飽きのこない家が理想だった」という建て主。
使う色を白、木の色、緑の3色に抑え、シンプルで甘すぎない空間に。
天井も板張りにし、温かみのある雰囲気となった。

壁側にはパソコンデスクとしても使える、ナラ材のカウンター収納を造作。
オープン棚も設え、雑貨を飾るスペースとなっている。

大きな窓が2面あり、優しく自然光が差し込む明るいリビング・ダイニング。
ダイニング側にはパソコンスペースにもなるカウンターを、リビング側にはテレビ台となるローボードをそれぞれ造作した。

建て主が住んでみて特に良さを実感しているというのが、木製の窓枠。
ナチュラルな空間にマッチする見た目はもちろん、断熱効果も想像していた以上に高く、大満足なのだそう。

キッチンはダイニングと横並びになっており、料理をしながらも家族と会話をすることができる。

「調理中も会話を楽しめるので、料理をしている時間が幸せだと感じるようになった」と奥様。

友人を招いて食事を振舞うことも多く、居心地がいいと好評なのだそう。

キッチンの奥にはパントリーを設け、収納量があるため、キッチンがいつもすっきりと片付くようになった。
パントリー横にはオープン棚を造作し、見せる収納も楽しめる。

広々とした玄関ホール。
階段を上った2階には寝室と子供室、ルーフバルコニーがある。

階段は踏板と蹴込みを張り替え、手すりもアイアンに一新。

オープンで気持ちの良い階段に生まれ変わった。

家族揃って本をたくさん持っているそうで、階段横には大容量の壁面本棚を造作。

階段に座って読書を楽しむのが、ご主人の至福の時なのだそう。

家族の本が集まった、楽しいライブラリー・スペースとなっている。

2階のルーフバルコニー。
32㎡と広く、子供たちがのびのびと遊ぶことができる。
ハーブを中心にガーデニングを楽しんだり、休日はここで食事をしたり、バーベキューをすることもある。
緑に囲まれた高台にあるため、眺めも抜群。
自然に囲まれた気持ちの良い暮らしを満喫している。

白を基調とした清潔感のあるパウダールーム。
グリーンのタイルがアクセントとなっている。
バスルームの大きな窓から光が届くため、明るく居心地がいい。