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テラスから自然を取り入れた、清々しい住まい
都心にある、敷地面積約25坪の家。
住宅密集地にあるため、外からの視線を遮りプライバシーを確保しつつも、いかに外部環境を取り込むかをポイントに設計した。
そこで、敷地を最大限に使って3階建ての縦長な造りに。
北東部分には縦の”抜け”を作り、2階、3階に設けたテラスを介して室内に光や風を取り込めるようにした。
2階のテラスはLDKとフラットに続いており、引き戸をフルオープンすればテラスまでもがリビングの一部のように。
さらに3階のテラスの床はグレーチング(鉄鋼を格子状に組んだ溝蓋)となっていて、階下にあるLDKに光と風を届けている。
都心の住宅密集地とは思えない、心地良い開放感を味わうことができる住まいとなった。
2階LDK
2階のLDKを見渡す。
北東側一面に配した窓を開け放てば、LDKとテラスが一体空間に。
リビング
チーク材を巻いた梁をグリッド状にめぐらせたことで、実際よりも高さや広がりを感じられる。
ハイサイドライトからも光を取り込む、明るいリビング。
梁には照明が埋め込まれており、夜になるとまた違った雰囲気に。
2階 テラス
LDKとフラットにつながる、ウッドデッキのテラス。
テラスもリビングの一部分のようになっている。
2階テラス
グリッド状の梁はテラスにも延びており、内と外との境界がより曖昧になっている。
3階のテラスは床が格子状となっているため、上からの光と風がテラスを介してLDKに流れ込む。
階段
宙に浮かぶように配された階段を上ると、寝室、水回りがある3階へ。
ベットルーム
3階寝室。
2階のLDKと同じく、引き戸を全開すればテラスと室内とが一体となる。
バスルーム
テラスとつながるバスルーム。
外からの目を気にせず、贅沢な開放感を味わうことができる。
3階テラス
寝室やバスルームと一体となっているテラス。
グレーチングの格子から、階下に光や風を届けている。
1階ガレージ
1階はガレージと予備室となっている。
ガラス張りとなっており、開放的。
外観
ブラウンのタイル貼りの、箱のような外観。
外から中の様子をうかがうことはできず閉ざされた印象だが、内部空間は全く閉塞感がない。