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投稿記事
大きな鉄骨造戸建て住宅のリノベーション。2階部分を全改修して、1階親世帯・2階子世帯の分離型2世帯住宅に変更する計画です。40帖の大きなLDKを生活の中心として、窓際に数珠つなぎに居室や水廻りを並べ、採光の取れない中央部には大きなパントリーとファミリークローゼットを配置、回遊性の高い間取りとしました。ファミリークローゼットの周りは間接照明でライティングした回廊として設え、冗長になりがちな大きな空間にメリハリを効かせています。
YYAA 山本嘉寛建築設計事務所 大阪府 建築家
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立体図書館のある都市住宅
都市に建つ狭小の二世帯住宅です。立体構成された子世帯の住居部には、階段状のベンチがあるまるで図書館のような書斎、勉強の間があります。ここは最上階への動線でもありますが、思い思いに座り、様々な使い方が想定されます。ダイニングにもベンチを設え、奥のお座敷への上がり口を兼ねつつ、露地と家の関係を縮景として扱っています。 狭小住宅に在りがちな世知辛い雰囲気にはありえない、玄関ポーチにはのれんを、玄関には趣のある手洗いと障子の入り口を。ひとつひとつの素材と在り方を吟味して丁寧にデザインすれば、狭小住宅とは思えない広がりと趣を得ることが出来ます。
紅葉とデッキを包みコートハウス
都市郊外に建つこの住宅は、周辺環境の変化に対応するためにコートハウスとなっています。平屋建てですので中庭からの空がとても広く、開放的に過ごすことが出来ます。とりわけガラス張りとなっているダイニングは、中庭のデッキとの連続感があります。リビングとダイニングは僅かにくびれた空間で分節されていますが、中庭を共有しているため、一体感があります。夕景にもなれば屋内と屋外を隔てるものがなくなり、広々とした一体化された空間が立ち現れます。