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緑に囲まれ街を望む、展望台のような家
京都の街を見渡すことができる、高台に建つ家。 敷地は前面道路とともに急勾配で、直角三角形のような形をしている。 風致地区*の指定もあり厳しい条件だが、緑に囲まれ街を一望する抜群の眺望を最大限に活かした住まいを目指した。 建物は、鋼管杭上の鉄骨ステージを基礎にした木造2階建てに。 地面から建物が浮かぶように建っている。 敷地が急勾配なのに加え高さ制限もあるため、床が水平にならなかった部分はスキップフロアとした。 2階に設けた玄関を入ると、細長い建物の端から端まで視界が抜けるワンルームの空間が現れる。 直角三角形様の敷地の長手方向には京都の街並みが広がり、横長の窓が景色を切り取る。 妻側の両端にも大きな開口を設け、また違った景色を望む。 北東のダイニングから続くウッドデッキの外には隣地の木々が生い茂り、料理をしながら、食事をしながら豊かな緑を楽しむことができる。 街並みや木々の緑、窓が切り取る景色は天気や季節ごとに表情を変え、毎日見ていても飽きないのだそう。 まるで展望台のような住まいが完成した。 風致地区…都市計画法において、都市の景観、自然美を保全するための制度。
田園風景の中でスローライフを楽しむ平屋
自然豊かな土地で子育てしながら暮らしたいと望んだ建て主ご夫妻。 川崎から移り住み、祖父の畑の一部に新築することになった。 敷地は東に向かってゆるやかに傾斜し、アジサイ畑、梅林、防風林と続く。 この土地の傾斜と広さをいかし、見晴らしの良い家をデザインした。 平屋の良さを生かしながらも、地形を利用して内部に高低差を配置。 上部には個室・水回り・廊下を設け、下部は大開口の広々としたLDKとした。 ナチュラルな北欧インテリアに囲まれ、憧れていた薪ストーブでの料理や星空観察を楽しめる。 窓からはどこまでも続く景色が見渡せ、望み通りのスローライフを実現した。
株式会社リオタデザイン 埼玉県 建築家
飾りっ気のない無骨な空間で営む穏やかな暮らし
”自然と関わりながら暮らす”という理想のライフスタイルを実現する、広い庭を持つ一軒家。 木の素朴な風合いが醸し出す温かい雰囲気の中、工業的なデザインやアイアンやスチールなどの無骨な質感を取り入れた、ラスティックな空間となっている。 まるでカフェのようなダイニングや薪ストーブがあるリビングは高い吹き抜けとなっており、家族揃って過ごすのにぴったりの開放的で居心地の良い場所。 理想通りの住まいになり、家で過ごす時間が長くなったと話す建て主。 これからは庭づくりが楽しみなのだそう。 自分たちらしいこだわりの家で、日々の暮らしを楽しんでいる。
パパママハウス株式会社 愛知県 工務店