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投稿記事
天井や壁に用いた曲線形、あえて上部をつなげた間仕切り壁、壁から天井まで一体となった厚みのある左官のテクスチャー、これらのエレメントが組み合わさり、障子窓からのやわらかい光が、はっとするような陰翳のグラデーションを生み出す空間になりました。
53㎡というコンパクトな面積ながら、曲線によってシームレスで繋がる壁と天井に、間仕切壁の上部から回り込む光が、空間に奥行きをあたえています。
一面バルコニーの住戸のため一方向のみからの採光ですが、室内に充ちる光の表情はとても豊かで、意図しなかったたくさんの景色や発見があり、見ていて飽きません。
マンション共用部となる窓には手を加えられず既存のままですが、開口を設計できる新築案件以上に光や風景がデザインされるという逆説的な結果は、今後にインスピレーションを与えるような新たな発見でもありました。
株式会社アオイデザイン aoydesign 神奈川県 建築家
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ネコも人も楽しめる、奥行きある異空間
古墳の近くという、自然豊かな場所に建つ一軒の家。 中に入れば、外の風景とは全く違う異空間が広がる。 玄関から奥のダイニングまで続く土間とリビングとを横長の階段が分断し、奥行きを生む。 空間の真ん中には愛猫の遊び場として作った円柱のキャットタワーがあり、空間のアクセントに。 ネコを自由に遊ばせられるようにと、リビングの外のウッドデッキをはじめ、バスルーム、寝室のそれぞれにコート(中庭)を設け、ネコにとっても人間にとっても心地良いくつろぎの場となっている。 人間もネコも楽しく快適に暮らせる、面白い住まいが完成した。
有限会社COGITE 宮崎県 建築家