FEDL ファーイースト・デザイン・ラボ
- 住所:
- 東京都 港区麻布台2-2-126BC
- 会社URL:
- http://fedl.jp
- FAX:
- 03-3585-5574
伊原 孝則
東京都
建築家
電話:03-3585-5573
2002年 flow architectuer 設立
2009年 FEDL 株式会社ファーイースト・デザイン・ラボに改称
岡部憲明アーキテクチャネットワークにて、長岡文化創造フォーラム、小田急ロマンスカーVSEなどのプロジェクトに参加。独立後、個人住宅の設計、コンテナによる移動可能ローコスト住宅の開発、パラオリゾート開発プロジェクトマスタープラン作成、Airai州ローコストハウジングプロジェクトなど。
FEDL設立後、より総合的に建築・都市・生活を考えるデザイン事務所として活動を開始。
手がける分野も住宅、商業空間、ランドスケープ、プロダクト、ガーデンデザイン、グラフィックなどに広がり、複合施設、住宅、インテリアデザインなど様々なプロジェクトが進行
閉じつつ開く「ヤドカリの殻」に包まれた家
狭い道路に面し、隣家との距離も近い密集地に建つ家。
そんな条件のなか、プライバシ―を確保しつつも開放的でシームレスな空間が求められた。
外部からの視線を遮りながらも内部は開けた空間にするため、居室の箱をガルバリウム鋼板で包みこむプランを採用。
まるで”ヤドカリの殻”のような壁に守られた家となった。
内部空間は、最大8.7mもある天井まで吹き抜けたダイナミックな空間。
屋根付近に設けたガラス窓からは南からの光が、ダイニングのスリット部分からは西日が入り、ガルバリウムの殻に覆われていても1日を通して日の光を取り込む。
1階には多目的に使える土間スペースからダイニングと独立型のキッチンが続き、2階にはライブラリーと寝室、バルコニーがある。
さらにその上には緑の屋上庭園が広がる。
屋上庭園は屋根の照り返しを防ぐ効果があり、屋根と天井面の温度上昇を軽減。
さらに屋根には太陽光発電を設置し、年間でおよそ3000kw発電することができる。
自然エネルギーを味方につけ、よりエコで快適な暮らしを実現。
殻に包まれた家で、心地良い生活を送っている。
- 吹き抜け
- ガルバリウム鋼板
- 土間
- 住宅密集地
- 太陽光発電
- 屋上庭園
- クローズドキッチン
緑をたたえる庭と共に、豊かな時を紡ぐ
庭の緑を抱えるように佇む、シンプル・モダンな一軒家。
長年都心で暮らしてきた建て主だが、ご主人の退職を機に「都会の喧騒を離れて、広々とした家で過ごしたい」と思うように。
そこで、奥様のご両親が所有していた、自然豊かな土地に家を建てることになった。
およそ860㎡と広大な敷地のうち、約600㎡は全面芝敷きの庭。
敷地の北東側に母屋を配置、その西側にはご主人のためのガレージを設け、L字型に向き合うレイアウトに。
母屋は庭と対峙するかのように東西に長く伸び、どの居室も庭に面している。
庭は、真ん中に設けた築山を中心に5つのエリアに分け、既存の樹を活かしつつ、各エリア趣向の異なるデザインに。
各居室の窓からはそれぞれ違った景色を楽しむことがでる。
奥行のある室内を移動すると目に映る景色も変わってゆく、表情豊かな住まいとなった。
豊かな緑をたたえる庭とともに、穏やかに時を重ねている。
- 吹き抜け
- 庭
- シンプル
- モダン
鎌倉の緑を取り込む、開放感と抜け感のある家
鎌倉の山を背に建つ、木造2階建ての家。
開放的で抜けのある住まいを求めていた建て主。
鎌倉の中でも緑豊かなこの土地を選び、緑や風、光を取り込んだ清々しい空間をつくった。
隣家に面する北側、山に面する南側にそれぞれ大きな開口を設け、両側を吹き抜けでつないだことで、北側のウッドデッキから南の山まで光や風、視線が通り抜ける。
4mを超える大きな窓は、内と外、1階と2階に一体感を持たせ、住空間と外の自然とを繋げている。
1階LDKの中心に据えたのは立方体に近い、サイコロのような形のアイランドキッチン。
シンクとコンロをL字型に配置し、残りのスぺースは作業スペースとして広く使用できる。
ご夫婦ふたりでゆったりと作業できるようにデザインした。
キッチン背面は大きなパントリーに。
さらにその奥にはサニタリーが続き、キッチンに居ながら洗濯をすることも。
少しの移動で全ての家事がこなせる、効率的な動線を確保した。
コンパクトな空間で家族と、自然と繋がる、さわやかな住まいが完成した。
- 吹き抜け
- テラス
- 庭
- ウッドデッキ
- アイランドキッチン
- 木造
- サニタリー
- ダイヤモンドフロア工法
来客をゆったり迎える、3つのリビングを持つ家
地下1階、地上2階建て、鉄筋コンクリート造のモダンな一軒家。
仕事の都合で長年海外で暮らしてきた建て主が、帰国をきっかけに都内に家を構えることに。
海外出張も多かったご主人は、ホテル暮らしに疲れて現地の友人の家に泊めてもらうこともよくあり、
そのとき温かく迎えてくれたことが嬉しく、自らが家を構えるにあたってもゲストが自宅のようにゆったりと過ごせる住まいを目指した。
そこで、ゲストが気兼ねなく寛げるよう、ホストとゲストの距離感を重視。
機能の異なる3つのリビングをつくり、それぞれをスキップフロアで繋ぐプランを採用。
1階のエントランスを入るとすぐに現れるのが、エントランスリビング。
ゲストを迎え入れるサロンのような場所となっている。
エントランスリビングから1mほど上がったフロアには、ダイニングとメインのリビングを。
地下にはゲストのためのリビングを用意した。
3つのリビングは視界を遮りつつも互いの気配を感じられるレイアウトとなっており、繋がりながらもプライバシーを守りながら寛ぐことができる。
家族とゲストが心地よく過ごせる、おおらかな住まいが完成した。
- 中庭
- 吹き抜け
- シンプル
- モダン
- スキップフロア
- 鉄筋コンクリート
- リビング
- ゲストルーム