ihrmk
- 住所:
- 東京都 港区三田5-10-2はつせ三田202
- 会社URL:
- https://ihrmk.co.jp
ihrmk
東京都
建築家
電話:03-6757-2529
井原正揮
Masaki Ihara
1980年:福岡県生まれ
2002年:名古屋大学工学部社会環境工学科卒業
2003~2006年:東京工業大学大学院理工学研究科建築学コース中退
2007~2014年:株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ勤務
2015年:ihrmk主宰
2016年:株式会社ihrmk設立
2016年:名古屋大学非常勤講師
2020年~:駒沢女子大学非常勤講師
井原佳代
Kayo Ihara
1979年:東京都生まれ
2002年:神奈川大学工学部建築学科卒業
2003年:キングストン大学大学院美術・デザイン・建築学コース修了
2009~2016年:シーラカンスアンドアソシエイツ(プレス)
2016年~:株式会社ihrmk
2017年~:神奈川大学非常勤講師
都会の小さなはなれで二拠点生活
築35年の医院併用住宅の1階にあった駐車場をリノベーション。
狭くても天井の高い空間を活用するため、事務所兼住宅として使用することにした。
寝室と浴室は近接するワンルームマンションを借り、二拠点生活を選択。
2つの場所をつなぐ道路を外廊下として捉え、お互いをはなれのようなコンセプトでデザインした。
エントランスは、事務所の出入りと前面の空きスペースを活用するため木製の引き込み戸を採用。
防火地域のルールで3mセットバックしたので、テラスとしても使える玄関ポーチを設けた。
室内は公私の境を厳密に分けず、ゆるやかに使い分けのできる空間とした。
二拠点を移動する生活は、仕事とプライベートなどの切り替えがしやすいというメリットもある。
一般的な間取りの住宅では、子どもが独立したりという人生の節目で見直しが必要となることが多い。
複数の拠点を状況に合わせて使用する、新しい暮らしの可能性を感じる住まいに仕上がった。
- リノベーション
- 土間
- RC造
- ラワン合板
- 車庫
- 事務所兼住宅
- 防火地域
棚田の風景と一体化した自然を感じる家
市街化調整区域に指定された農地の一角に建つ家。
家の南と西には雄大な棚田が広がっている。
「大きな窓から光が入り、自然の光で目が覚める」そんな暮らしを思い描いた建て主。
そこで、棚田の景色を楽しみつつ、光や風が通り抜ける住まいを計画した。
リビングは1階に配置。
フルオープンの窓で外とつながり、棚田との一体感を味わうことができる。
2階はキッチン、ダイニング、書斎、寝室がスキップフロアでつながる大らかな空間。
各居室の壁一面にガラス窓を設け、風景や光、風を存分に取り込む。
風の流れを室内で感じられるように窓や部屋の配置を決め、エアコンの使用が最小限となる快適な住まいを実現した。
無垢フローリングや木製サッシなど自然素材をふんだんに使った空間には心地良い風と光が通り、自然の恵みを感じることができる。
朝日と小鳥のさえずりで目覚める朝、鼻をかすめる緑の匂い…家に居ながら自然を感じる、心地良い家となった。
- 庭
- シンプル
- スキップフロア
- 木製サッシ
- ナチュラル
- オーク材
- 無垢フローリング