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武藤圭太郎建築設計事務所

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住所:
岐阜県 岐阜市今小町29

武藤 圭太郎

岐阜県

建築家

電話:058-215-7272

建築には人を幸せにし、人の心を豊かにするチカラがあると思っています。 敷地のポテンシャルやクライアントのご要望を読み解きながら、 毎回数十個に及ぶ模型やCGの検討を行い、世界にひとつだけの建築をご提案します。 その時の流行を追ってデザインをするのではなく、住む人や建築を使う人の個性があらわれ、三十年、四十年先にも新しい発見を得たり、豊かさを感じ、長く愛せる、そんな力強い建築をつくりたいと考えています。

「光天井」が空間に変化をもたらすリノベーション

寝室から

RC造の2階建て2階部分のみを、水回りを中心にリノベーションした住まい。
施主夫妻のこの建物においては、適度なプライバシー空間を保ちながらも間仕切りの扉を出来る限りなくす計画が立てられた。

2階部分の既存の廊下から、各部屋に分岐させ水回りと収納の拡張を図るための回遊性がポイントとなった。ラウンジ→バスルーム→寝室という動線に繋がるものである。

開口部が殆どないために光の取り入れが難しい浴室の天井を「光天井」とした。部屋ごとの「明」と「暗」が反転し、以前はもっとも暗かった水回りの部分をはじめその隣室は光溢れる空間となった。
ラウンジ→バスルーム→寝室は、内部・外部・寝室という新たな動線を生み出している。

部屋ごとの開口部はアーチ型のステンレスとなっており、それぞれの空間をより新鮮なものとしている。既存の勾配天井を活かした寝室は入れ子状に箱型で囲い、プライバシーを保ちつつ開放感を持つものとなった。

限られた場所のなかでリノベーションしたこの建物は、既存にない動線を生み出し、多々の様式と光天井によってそれぞれの空間に微妙な変化をもたらし続けている。

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  • リノベーション
  • 浴室
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  • 光天井
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ガーデンの光が奥行きを生み出すリノベーション

LDKから

RC造の築50年以上のマンションをリノベーションした一室。
施主夫婦の父親がマンションのオーナーであり、賃貸活用も見据えたもの。

ローコストながら、敢えてそれぞれ1kだった2つの部屋を取り壊し1世帯とし、設備や間仕切りなどの全てを撤去しての計画だった。

建物が角地に面しており、雑然としながらも大小の開口部を持ったものであった。そこで道路に面した外周部はそれに沿って、明るい外部的空間「ガーデン」とし、リビングを取り囲む構成とした。
この庭のような「ガーデン」は寝室、浴室、ワークスペース、洗濯干場と動線で繋がり、外壁に面した開口部を白塗装とし、カーテンで光を取り入れた。
既存の雑然とした外部環境を解消し、リビング側にも設けられたカーテンによってやわらかな光と奥行き感を内部に取り込むことができた。

総床面積約55平方メートルと決して広くはない一室の中に、リビングを取り囲むガーデンの多様性が光と共に奥行きを十分に生み出した一室となっている。

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  • テラス
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