LEVEL Architects
- 住所:
- 東京都 品川区大井1-49-12-305
- 会社URL:
- http://level-architects.com/index.html
- ブログ:
- http://blog.level-architects.com/
LEVEL Architects
東京都
建築家
電話:03-3776-7393
家づくりにおける私たちの役割は、「クライアントの思いを形にするお手伝い」だと考えています。
「お手伝い」(設計)という作業は、色々な意味で、境界・距離感をデザインすることだと考えています。それは、外部環境を内部に取り入れて境界を曖昧にしたり、中心(核)を明確にするというような具体的な設計手法であったり、また、家族の距離感を整理することであったり、内容は様々です。ですから、クライアントとのコミュニケーションを一番大切にしています。新しい住まいに対する思いやイメージを頂き、それらを私達が、空間の質とコストとを見据えながら整理して、ちょっとしたサプライズを込めて提案いたします。
家族の未来を包む、光に満ちた大らかな住まい
都心にほど近い閑静な住宅地の奥にある、小さな3階建ての家。
建て込んだ場所だが、西には隣家の庭が広がり、緑の借景を楽しむことができる心地良い場所。
敷地は道路から奥まった旗竿状で、プライバシーを保ちやすく静かというメリットがある一方で、南側にはマンションが建っているため、日当たりはよくない。
住まいの中に、いかに光を取り入れるかが課題となった。
主空間であるリビング・ダイニングは2階に配置。
12坪弱の2階全体を、間仕切りのないワンルームに。
さらに吹き抜けで寝室のある3階と繋ぎ、縦へ横へと続く開放的な空間をつくった。
空間全体に光を取り入れるため、様々な高さ、方向に窓を配置。
いろいろな方向に視線が抜け、窓ごとに異なる自然を切り取っている。
北の高窓は空を、西に配した横長の窓からは、隣家の庭の緑を望む。
マンションが隣接する南側には曇りガラスを入れ、視線はカットしつつも光を取り込んだ。
水回りと、ふたつの個室を配した1階は、将来家族構成が変化した場合にも対応するための工夫が。
寝室とは別に2部屋用意したことで、子供が生まれたり、両親と同居することになった場合も安心。
さらに玄関をバリアフリーにしたり、トイレと洗面台を2つずつ用意するなど、万全に備えた。
優しい光に満ちた清々しい空間で、今は夫婦ふたりでゆったりと暮らす。
そして将来、家族が増えた時にはいつでも受け入れられる、寛容な住まいが完成した。
- 吹き抜け
- バリアフリー
- シンプル
- モダン
- 階段
- 窓
- 3階建て
広がりを感じる「くの字型」二世帯住宅
ホームベースの形のような変形敷地に建つ二世帯住宅。
約80坪の敷地の北側には道路が、三角にとがっている南側には、雑木林がある。
二世帯6人が、互いのプライバシーを尊重しつつ、のびのびと暮せる住まいを目指した。
そこで、敷地条件を生かした「くの字型」プランを提案。
北側の道路に対しては閉じ、南の雑木林に向かって開くことで、親世帯が暮す1階、子世帯が暮す2階・3階ともに、偏ることなく光と緑を取り入れることができた。
建物の南側には、両世帯共用の中庭をつくった。
隣接する雑木林の緑に包まれた庭はお子様にとっては恰好の遊び場に。
大人は緑を眺めながら穏やかな時間を過ごす。
独立しつつも程よい距離感で互いの様子も分るので、両世帯が安心して心穏やかに過ごせているのだそう。
二世帯が快適に暮せる住まいが完成した。
- 中庭
- テラス
- 二世帯住宅
- デッキ
- シンプル
- モダン
- 変形土地
大人も子供も楽しめる「遊び場」のような家
都内の住宅地にある3階建ての家。
建て主の希望はご夫婦と3人のお子様、家族それぞれがくつろぎ、楽しめる空間。
お子様がのびのびと遊べるようなセカンドリビングが欲しいというのも要望のひとつだった。
そこで、斜線や建蔽率などの条件を考慮したうえで最大限のボリュームを確保。
1階全体をLDK、2階を水まわりと子供スペース、3階を寝室とした。
2階は、お子様がわくわくするような空間。
吹き抜けの空間を、当初の要望だったセカンドリビングというより、フリースペースとしてフレキシブルに活用できるようにした。
階段の下には、なんと1階と2階を繋ぐ大きなすべり台が。
子どもたちはほとんど階段を使わず、すべり台で上下階を移動しているのだそう。
約15㎡の空間には可動式の机と大きな本棚を置いて、スタディスペースや図書室のようにも使える。
大人のための「遊び場」は、1階LDKにある。
ダイニングキッチンは建て主行きつけのバーをイメージした落ち着いたしつらえ。
キッチンカウンターや壁面の素材にもこだわった。
素材感ある空間に整然と並べられたグラス、温かみある間接照明…。
バーさながらの雰囲気ある空間でお酒を飲んでいると、本当にくつろげると建て主は話す。
大人も子供も毎日を楽しみ、癒される、家族全員のための遊び場のような住まいが完成した。
- 吹き抜け
- 間接照明
- シンプル
- モダン
- タイル
- キッズスペース
- 三階建て
- バーコーナー
- 人工大理石
外の視線を気にせず作る人が楽しいキッチンのある家
東京都の郊外、区画整理の為に改築することになった家。
視界は多摩川に面し開けており日当たりは良いが、通行人の多い道があり視線が気になる。
改築にあたってはプライバシーを重視しつつ、明るさを取り入れた家を、との夫妻の希望があった。
そこでオープンでありながらも、敷地と道路の段差を利用し、中庭を設けて建物の奥まで十分な光を取り入れた。
一番奥まった位置にキッチンを配してキッチンとダイニングテーブルをI型に設計した。改築前のダイニングに背を向けなくてはいけなかった点をこれで解決し、外の視界を楽しみながらも視線をコントーロールし、ダイニングと一体化した家に生まれ変わった。
道路に面したリビングはデッキと一体化させ、ダイニングや玄関の高さよりトップに持ってくる事で、外の視線を気にせずくつろげるスペースを確保。
また1階にはモダンな和室を配し、中庭からの採光は部屋の隅々まで届くようになっている。
螺旋階段で上がった2階には、長女の部屋と夫婦の書斎が設けられた寝室を配した。
光をふんだんに取り入れた書斎は眺めがよくリラックス出来る空間。
敷地が区画整理により縮小されることで、コンパクトさを要求された改築であったが、人々が集まれるダイニング、機能性のあるキッチン、程よい屋外との距離感などを生み出した家となった。
- 中庭
- 改築
- 書斎
- キッチン
- 区画整理
- ITヒーター
すべり台が繋ぐ家でのびのび子育て
外観は白い貝のような、すべり台ありきで生まれた家。
子どもたちの思い出に残るような家を、という建て主の願いを形に。
3階の子ども室から2階のLDK、さらに本棚が並ぶ1階の廊下へとすべり台で移動できる。
明るくオープンな環境で子育てを、というご夫婦の希望をかなえるため、部屋を仕切るドアや仕切りは
あえて設けなかった。
すべり台は移動手段であり、子どもの遊び場であり、親にとっては癒しの場。
夢と利便性を備えた家に子どもたちの笑い声が響く。
- 中庭
- すべり台
- 子ども部屋
- 子育て
- 3階建