mamicchi
- 住まい:
- 東京都
- 性別:
- 女性
日常を忘れさせる、彫刻のようなミニマルハウス
昔ながらの瓦屋根の家が立ち並ぶ住宅地に建つ、地上2階建ての家。
真っ白な外壁によって閉ざされた内部空間もまた白一色。
外の喧騒を忘れさせるような、異世界が広がる。
建て主の希望は「ミニマル」「白い空間」「周囲と隔絶」をキーワードとした住まい。
周囲との隔たりを生んで内部空間を充実させるため、敷地面積およそ500㎡に対して建築面積をあえて130㎡に抑え、外壁は敷地の外側でなく内寄りに建てた。
壁を立てて建物を構成するというより、白い大きな塊を彫るようなイメージを目指した。
1階にはLDKと和室、2階には個室とバスルームを配置。
1階、2階ともに、水盤になるテラス設けた。
水盤が建物や空を鏡のように映し出し、幻想的な光景が広がる。
高い壁で守られた内部と水盤のテラスから目に入るのは、白い壁と青い空だけ。
非日常を演出する、真っ白な洞窟のような住まいが完成した。
山本卓郎建築設計事務所 東京都
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ライフスタイルを叶えるスキップフロアの家
お子様が生まれたのを機に、自分たちのライフスタイルに合った新居を建てようと土地を購入した建て主。
以前音楽関係の仕事をしており、今でも趣味として音楽を楽しんでいるご主人は、深夜でも近所に気兼ねなく音を出せる防音室のある家を希望。
また、プログラマーだった奥様の希望は、家中どこにいてもインターネット通信ができる家。
片付けがしやすく、居心地の良いリビングダイニングも求められた。
そこで提案したのは、地下1階地上2階建てのプラン。
玄関から半階下りればご主人のためのスタジオがある地階へ、階段を上ればLDKのある1階へと、スキップフロアで繋いだ。
3階には子ども室を配置。
家のどこに居てもネット通信ができるよう各階に接続口を設け、3台のノートパソコンをフル活用している。
どのフロアもバルコニーやドライエリアといった「外の箱」から光や風が入り、開放的で清々しい。
階段の踊り場はライブラリースペースとして活用し、家族の居場所がたくさんある伸びやかな空間となった。
リビングは、ネット通信を楽しみながら心地よく過ごせるインターネットカフェをイメージしていたという奥様。
リビング・ダイニングに巡らせた白い造作収納で、整然と片付いた統一感のある空間を実現。
北欧家具がよく映える美空間となった。
機能的で美しいスキップフロアの家で、家族のライフスタイルを叶えることができた。
FISH+ARCHITECTS 東京都
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