長浜信幸建築設計事務所
- 住所:
- 東京都 新宿区高田馬場1-20-10ストークプラザ諏訪台208
- 会社URL:
- http://www.nagahama-archi.com
- ブログ:
- http://nobnghm.exblog.jp
- FAX:
- 03-3205-1509
長浜 信幸
東京都
建築家
電話:03-3205-1508
・身体的にも、精神的にも、人にやさしいおだやかな家。
・人を驚かせるためでなく、そこでの暮らしのための家。
・たしかにそこに建っている、他にはない家。
土地の魅力をいかして、自然体で暮らせる気持ちの良い家を目指しています。
家を建てる事は、人の価値観や人生設計を形にする作業に他なりません。
私の設計が、家族の物語を紡いでいくお手伝いとなれば幸いに思います。
森の緑陰を愉しむコートハウス
北側が保存緑地になっている、緑豊かな場所に建つ家。
料理が趣味のご主人は、料理が存分にできるキッチンや、たくさんの友人を招いてバーベキューができる庭を希望。
奥様は、隣地に広がる緑を眺めながらくつろげるスペースや、一家全員が楽器を演奏するため、家族の音楽スタジオをつくることを希望した。
建て主のこだわりを叶えつつ、家族5人が快適に暮らせる住まいを目指した。
白い箱型のシンプルな家は地下1階地上2階建て。
1階にLDKと寝室、2階に子供室と水まわり、地階に音楽スタジオを配置した。
1階ダイニングキッチンの奥の一段上がったところにリビングを設け、食事をするスペースと静かに寛ぐスペースが緩やかに分かれている。
料理に腕を振るい、食事と会話を楽しむスペースと、森を眺めながらゆったりと寛げるスペースを同時に実現した。
ダイニングとリビングのレベル差を生かし、リビング下に家族念願の音楽スタジオも確保。
1階LDKと子供室のある2階は、吹き抜けによって互いの気配が伝わり、繋がりを感じられる。
家族みんなが楽しく暮らせる、森の緑に包まれた住まいが完成した。
- テラス
- シンプル
- モダン
- ウッドデッキ
- スキップフロア
- ナチュラル
- コートハウス
- 半地下
外に開かなくても明るく風通しの良い家
角地で日当たりの良い敷地ではあるが、西側をバス通り、南側はマンションに面しています。
プライバシーと安全性の確保を最優先にしながらもを、明るさや広がりを失わないデザインを模索しました。
1階の道路に面した開口部は大きくはありませんが、外に開かなくても、光庭や吹き抜けを通して家の中は光と風が通り、開放感に溢れています。
建て主ご夫妻は造作家具製作の会社を営んでいて、木のぬくもりを感じる家が好み。
床材のチークや、木製サッシにこだわり、プロであるご主人が造作家具を製作しました。
白壁と木に囲まれた空間に、奥さまの趣味であるアンティーク小物や家具が味わいを添えています。
外観にも、テラスの木製フェンスや玄関ポーチの格子など、木の温かさを感じられます。
自然体で暮らせる居心地の良い家が完成しました。
- 吹き抜け
- 格子
- 光庭
- 角地
- カウンターキッチン
森に臨むコートハウス
敷地は郊外の標準的な住宅地ですが、敷地の北側が保存緑地になっていて、人の立ち入らない雑木林が残っています。それを眺めながら静かに読書を楽しみたいというのが奥様の最初の要望でした。一方でご主人は料理を趣味としていて、友人を大勢呼んで中庭でバーベキューを楽しみたいというのが一番の希望でした。
静かに緑陰を味わう場所と、賑やかに食を楽しむ場所という、一見相反する空間でありながら、リビングの床を80㎝ほど高くすることで、ダイニングスペースとは明確に区別されながらも二つの空間が緩やかにつながり、それぞれに自分の空間を損なうことなくお互いの雰囲気をも味わうことが出来ます。
庭を使った遊びや、緑の風景など外部と積極的に交流を持つ家でありながらも、プライバシーを確保するために、道路側はあえて閉鎖的な表情として、中庭を囲むコートハウスの配置としました。そして、家のどこからでも北側の緑が見通せるプランとすることで、常に外を感じることの出来る開放感に満ちた住宅となっています。
- 中庭
- スキップフロア
- アイランドキッチン
- 薪ストーブ
- コートハウス
- バスコート
海を見下ろす高台の家
大磯の駅から徒歩で15分ほど山を登り、海を見下ろす景観に恵まれた敷地です。最初に敷地を見に行った時に、海をどう見せるかを考えるのと同じくらい、登ってくる道から家がどう見えるのかが設計の上で重要なテーマだと思われました。ここでは、深い軒によって海からの風雨から建物を守るとともに、道から見上げる視線に印象的に見える事と、海に向かって山の上で踏ん張っているかのような力強さが感じられる事を意図しています。
一方屋内の計画では、毎日の生活の中で海の景観と光を気持ち良く感じられるように考えました。海に向かって開いたリビングの木製サッシュには雨戸と障子が備わっていますが、全て壁に引き込んで開け放つことが出来ます。吹き抜けの高窓やトップライトからの光は左官仕上げの壁に柔らかく映り、季節や時間の変化を感じさせます。
温暖な気候でありながら、明け方には強く冷え込む事もある高台の環境に配慮し、床下にエアコンで温風を吹き込み、基礎コンクリートに蓄熱する計画としています。足の触れる床に直接熱を持たせる一般的な床暖房よりも穏やかで、家全体の熱環境を安定させる設計です。
- 吹き抜け
- 眺望
- 海