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ウッキー

住まい:
大阪府
性別:
男性

理想の住宅づくりの参考になるような施工写真を探しています♪

2つの山を望む自然環境に溶け込むバンガロー

朝来のバンガロー

兵庫県の中央・朝来山の山麓にある週末住宅。
別荘地に開拓さらた一帯だが、古くからの窓を閉ざした家々が建ち並ぶ自然環境の中にある。
そこでこの敷地内には、一歩足を踏み入れれば別荘独特の非日常的な空間や、雄大な自然を感じることの出来る建物が望まれた。

朝来山の反対には青倉山が望めるこの場所には、ふたつの山並みに対して高さを抑え、斜面に沿う片流れ屋根が採用された。その屋根は周囲の自然環境、家々、架橋や空間の隔たりなどといった要素が互いに呼応している。

その屋根の下を回避するように、敷地内の高低差を活かし少しずつレベルの違う室内は、それぞれに形を変えながら周囲の環境を感じ取ることが出来る。
斜面に半分埋まって間近に地面を感じ取ることの出来る食堂。食堂や斜面からは浮いて青倉山に対峙する広間。
片流れ屋根の架かる段状の広間と寝室は見上げや見下ろしを介した吹き抜けを通じて視線を導き、ハイサイドライトからの光が明暗を織りなしている。

外壁から連続する階段室は一連の喧騒から雄大な自然へ導き、この階段室を辿ることによって自然に入り込むかのような役割を果たしている。

決して広くない空間の中に雄大な自然環境を取り入れ、内外に非日常感を生み出したこの建物はひとつの建築と自然の一体化を生み出したバンガローとして誕生した。

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殿井建築設計事務所 京都府  

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緑の中に穏やかな光を取り入れた開放的な住まい

緑ヶ丘の家

広島市街から東へ車で20分程の、閑静な住宅地にある3人家族の住まいの計画。
施主は3つのレベル差をもち、開口約9m、奥行き22mと南北に長い敷地を選択した。
また奥の最上段には菜園を持ちたいという施主の要望もあり、車庫の上部と敷地の緑はそのままに、抜けのある居住空間が計画された。

吹き抜けのリビングの南にはスラブを出したテラスを配し、前面道路からの視線を遮りながら柔らかく光を通すエキスパンドメタルで覆われている。1階の性活スペースは、半透明の可動家具によってダイニングとリビングが繋がれている。一方北側の空き地には草木の溢れる裏庭を設け、開口部と隣接している。

自宅でヨガ教室を開催する施主はリビングが活動の場。時としてこのリビングを住まいとして独立させるために、プラン中央に階段、隣接する場所に納戸を配した。
またリビングと階段の間の壁のガラス床とトップライトが上下階の気配を感じさせる。寝室間に配した曲調の収納はオブジェのようであり、吹き抜けを介して対峙している。

このようなコンパクトな住宅の中で、異なる部屋を関連付け行き止まり感が感じられないのは、南北に抜ける光や緑によってもたらされた明るい空間と言えるだろう。

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吉田豊建築設計事務所 広島県  

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ガーデンの光が奥行きを生み出すリノベーション

RENOVATION M

RC造の築50年以上のマンションをリノベーションした一室。
施主夫婦の父親がマンションのオーナーであり、賃貸活用も見据えたもの。

ローコストながら、敢えてそれぞれ1kだった2つの部屋を取り壊し1世帯とし、設備や間仕切りなどの全てを撤去しての計画だった。

建物が角地に面しており、雑然としながらも大小の開口部を持ったものであった。そこで道路に面した外周部はそれに沿って、明るい外部的空間「ガーデン」とし、リビングを取り囲む構成とした。
この庭のような「ガーデン」は寝室、浴室、ワークスペース、洗濯干場と動線で繋がり、外壁に面した開口部を白塗装とし、カーテンで光を取り入れた。
既存の雑然とした外部環境を解消し、リビング側にも設けられたカーテンによってやわらかな光と奥行き感を内部に取り込むことができた。

総床面積約55平方メートルと決して広くはない一室の中に、リビングを取り囲むガーデンの多様性が光と共に奥行きを十分に生み出した一室となっている。

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武藤圭太郎建築設計事務所 岐阜県  

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家族三世代を繋ぐ「ボルダリング壁」のリフォーム住宅

立体ロフトの家

東京・杉並区の閑静な住宅街に建つ住まい。ここは施主夫妻と施主の両親、そして五人の子供、計9人が暮らす大家族の三世代住宅だ。
今回は施主の妻の要望と、子供たちのスペース確保の為のリフォームを計画した。両親は「1階和室は慣れているので変えないで欲しい」という事で、「住みながらリフォームをする」という選択となった。

計画はロフトと吹き抜けの設置、そして対面キッチン。両親の協力のもと、既存の家に住みつつリノベーションを図った。築35年の家は、まず2階部分を一新。3畳ほどの個室を長男と長女用にそれぞれ造り、さらに天井板を外して2階屋根裏にロフトを設置。次男と三男の居場所とした。

吹き抜けは採光と開放感を十分に取り入れた。そして玄関とダイニングの間に、個性的なボルダリング壁を設置した。子供たちは喜んで、階下と階上の昇降に使っているという。
キッチンは配管等で工事に時間がかかったが、既存のシステムキッチンをそのまま移設し、対面キッチンとした。他にフリースペース、鮮やかな壁が印象的のスタディースペースなどを配した。

「住みながらリフォームする」という、決して広くはない空間に最大限の開放感と明るさを十分に取り入れた住まいは、三世代を仲良く包み込む、暖かな家となった。

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豊田建築設計室 東京都  

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身近な木材で雪と共存、合掌造りの家

合掌造りの家

昔から住み慣れた実家の敷地で、家づくりをスタートした建て主。
母屋とビニールハウスが並んだ土地は、福島の豪雪地帯に位置している。
雪との共存のため考えたデザインは、昔ながらの風景が残る地域にも馴染む「合掌造り」。

コストが抑えられ汎用性の高いSPF材を合計1,200本使用し、一本ずつビス止めして三角屋根が完成。
2階部分を設けるため、水平方向にも同素材の木を組み、木を編むようにして強度を高めた。

室内では格子状の間仕切り壁が、自然光や照明の光で美しい陰影を作り、風を通す。
構造体にも化粧材にも日本人に馴染み深い木を用い、機能的な家に仕上がった。
その土地にあるべき姿の建築を残すことは合理的であり、ひいては森林の活性化にも繋がるだろう。

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Life style工房 福島県  

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記憶の中の庭をダイニングにリノベーション

千葉の家

築35年の木造住宅のリノベーションは、和風のテイストを残しつつスペースの拡張を計画した。

躯体を残して既存の家を解体し、1階に増築した部分と合わせて大きな屋根を被せるデザインを採用。
家全体をゆるやかに包む大屋根は、空間に高さと広がりを生み出した。

庭に増築した部分にダイニングキッチンを移動し、家族で過ごす広々としたスペースを設けた。
東西の大開口を通じて庭と繋がるダイニングでは、記憶の中の屋外が実際の室内に開放感をもたらす。
限りなく外部に近い空間で、季節や時間の変化を感じながらくつろぐ家が完成した。

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SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd. 広島県  

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田園風景の中でスローライフを楽しむ平屋

緩斜面の家

自然豊かな土地で子育てしながら暮らしたいと望んだ建て主ご夫妻。
川崎から移り住み、祖父の畑の一部に新築することになった。

敷地は東に向かってゆるやかに傾斜し、アジサイ畑、梅林、防風林と続く。
この土地の傾斜と広さをいかし、見晴らしの良い家をデザインした。

平屋の良さを生かしながらも、地形を利用して内部に高低差を配置。
上部には個室・水回り・廊下を設け、下部は大開口の広々としたLDKとした。
ナチュラルな北欧インテリアに囲まれ、憧れていた薪ストーブでの料理や星空観察を楽しめる。
窓からはどこまでも続く景色が見渡せ、望み通りのスローライフを実現した。

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株式会社リオタデザイン 埼玉県  

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家族を包みこむ、田園の切妻屋根

川越の切妻屋根

自然やアウトドアが大好きという建て主ご一家。
新築の際に選んだのは、川越の郊外にある田園地帯だった。

昔からの農家や新興住宅が点在する周囲は、市街化調整区域に指定され、風景が守られている。
この緑豊かな光景を暮らしに取りいれ、田園と一体となった住まいをデザインした。

正方形の建物に矩勾配の屋根をかけ、南側を開かれた空間、北側をプライベートな空間と定義。
庭からテラス、リビングから吹き抜けを通り、子ども室までを広々とした立体的なひと続きとした。
アフリカの家を参考にした換気塔が、大屋根から煙突のように突き出て目を引く。
ユニークな外観もきっかけとなり、地域に新たなコミュニケーションが生まれつつあるそうだ。

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テーラード・デザイン研究所 岐阜県  

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未完成を楽しむ家

八木の家

旧宅でも表札から家具に至るまで、ご主人の手作りに囲まれて暮らしていた建て主ご夫妻。
新築する際も初めから完成した住まいではなく、変化していく家を希望した。

居住スペースを2階に配し、階下に屋外部屋を作ったことにより、ユニークな空間と眺望を獲得。
屋外部屋は、建て主が造作した棚やくつろぐためのベッドを置いたりと、自由に楽しんでいる。
将来的にはサッシを入れ、居室として使用することも可能。

大きなワンルームで構成した2階と合わせて、これから自由にカスタマイズできる家。
これから家族のライフスタイルに合わせて、徐々に完成していくことだろう。

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SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd. 広島県  

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光と風を織り成す大開口の「鉄骨造」の佇まい

T-atelier

福岡市内の古くから開発された住宅地の一角。緑豊かな地域の斜面地であり、日当たりの良い南向きの建物。

茶道と音楽に造詣が深い施主は、この場所に招かれる来客を楽しませる為のゲストハウスを必要とした。
自然環境に恵まれたこの土地に開放感を求めた答えは、主要の構造を鉄骨造とその柱とし、木の垂木で支える屋根、木造の外壁と開口部とした「木質空間」にあった。

木製の連続した開口部は内部に連続した周囲の景観を取り込み、諸々の個室は床の高低差、開口部の大きさ、木造の建具と壁でそれぞれ違った表情を持った空間となっている。片流れ屋根は、夏の強い陽射しを制御し、冬は自然光を取り入れ床のタイルに蓄熱する。中間期には北側開口部上部の自然換気をコントロールする仕組みだ。

どの位置から移動してもその開口部から望む景観の変化の過程を見ることの出来るこの建物は、光と風を十分に取り込んでいる。素材として木材を使った複合構造により活かされた大開口部を持つゲストハウスとなった。

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田中俊彰設計室 福岡県  

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