S.O.Y.建築環境研究所
- 住所:
- 東京都 文京区関口山水ビル402
- 会社URL:
- http://soylabo.net/
- ブログ:
- http://soylabo.net/blog/
- FAX:
- 03-3207-6508
ヤマナカユウイチロウ
東京都
建築家
電話:03-3207-6507
1994年 東京造形大学卒業後、渡英。A.A.School of Archi.でShin Egashiraに師事。
帰国に際してアフリカ、ユーラシアの4つの大河を陸路で巡るグランドツアーを敢行。
内藤廣建築設計事務所勤務を経て 1999年 S.O.Y.建築環境研究所/S.O.Y.LABO.を設立。
建築設計をベースとして、ランドスケープからプロダクトデザイン、アプリ開発まで、
領域を超えてデザイン活動を展開。東京造形大学の非常勤講師も兼務。
2013年 コンピュータソフト開発会社 TofuONEを設立。空間と時間に係る研究を開始した。
1999年 富山デザイン賞
2002年 グッドデザイン賞(商品部門)
2004年 グッドデザイン賞(建築部門)
2008年 モダンリビング誌 STYLE MATRIX AWARD
2010年 HOUSECO 家づくりアワード 優秀賞
2011年 環境デザインアワード LiVES賞
2012年 hope&homeアワード グランプリ
(有)S.O.Y.建築環境研究所 代表取締役
(株)TofuONE 代表取締役
(株)アールシーコア 顧問
雁行型の3つの箱が実現する伸びやかな暮らし
焼きスギで覆われた大きさの異なる3つの箱が、雁行型*に並んだ家。
それぞれの箱に「エントランス」「LDK」「個室」を割り当て、西側の庭に向かった最も眺めの良い位置に、住まいの中心となるリビングと和室のコーナーがくるように配置。
リビングと和室は、柱のないL字型の大開口で外とつながり、抜群の眺望と開放感を得ることができた。
また、この配置は山脈から海へ流れる強風「やまじ風」への対策ともなっている。
室内はトップライト、ハイサイドから光を取り込み、陰影に富んだ奥行きのある表情に。
床には自然の表情を生かしたトラバーチン、天井と壁にはポーターズペイントを採用。
シャープな印象の外観とは対照的に、優しい印象となっている。
開放感溢れる心地良い住まいで、日々の暮らしを楽しんでいる。
*雁行型:マンション等で各住戸を斜めにずらして建てる形式のこと。建物を上から見ると、雁が並んで飛んでいるように見えることからこの名がついた。各住戸に開口部が多くとれ、採光や通風、眺望がよくなるメリットがある。
- 吹抜け
- テラス
- 平屋
- 大開口
- ガーデン
- ポーターズペイント
- 水盤
- 焼きスギ
- 芝生
- 天窓
- 陰影
- 構造
中庭が開放感を与える、ホテルライクな上質空間
世界中のラグジュアリーホテルを巡るのが趣味だという建て主ご夫婦。
これまで渡り歩いたホテルの中でも特に印象的だったというのが、ドイツにあるリゾートホテル。
木や石といった天然素材を使った、ヴィラのようなイメージを基本とした。
また、建て主のもう一つの要望は、プライバシーを守りつつも開放的にゆったりと暮せる家。
そこで、160坪と余裕のある敷地の中央に中庭を配し、庭を取り囲んだ”ロの字型”の平屋とした。
どの居室も窓を開け放てば庭と一体化し、贅沢な開放を感を味わうことができる。
最も日当たりの良い位置に配したLDKは、大人のための上質な空間。
梁を表した天井に、ブラックウォルナットや砂岩貼りの床、建具や収納にはチーク材を使用し、素材感のある落ち着いた雰囲気に。
自然素材をふんだんに使用した空間を、プロのコーディネーターが手掛けたモダンなインテリアが彩っている。
ラグジュアリーな空間に穏やかな時間が流れる、安らぎの住まいが完成した。
- 中庭
- アイランドキッチン
- 平屋
- 大谷石
- ポーチ
- ラグジュアリー
- ヴィラ
- コートハウス
- ガーデンシンク