井上洋介建築研究所
- 住所:
- 東京都 中野区江古田2-20-5 3F
- 会社URL:
- http://www.yosukeinoue.com/
- FAX:
- 03-5913-3526
井上 洋介
東京都
建築家
電話:03-5913-3525
1966年 東京都生まれ
1991年 京都大学工学部建築学科卒業
1991年 株式会社坂倉建築研究所入所
2000年 同事務所退社
2000年 井上洋介建築研究所設立
緑と水に親しむ、リゾートのように寛げる住まい
家族でよく訪れたという、バリ島のリゾートをイメージしたコートハウス。
リビング・ダイニングに面した中庭は表情豊かなコンクリートでつくった塀に守られており、プライバシーを守りつつ心地良い開放感を味わうことができる。
中庭にはL字型の水盤をつくり、水の揺らぎや輝きを愉しめるように。
庭の一角に植えたヤマボウシの緑にも癒される。
学生時代から海を身近に感じてきたというご主人。
住まいにも水や緑といった自然を取り入れ、自然と触れ合うことで安らげる家にした。
内部空間は経年変化を楽しむことができるよう、無垢材をふんだんに使用。
リビングは吹き抜けで2階とひと続きになっており、吹き抜けのハイサイドライトから自然光が差し込む。
光の陰影を感じることができる、清々しい空間となっている。
外部には適度に閉じつつも、光や水、緑といった自然が安らぎを与えてくれる住まい。
リゾートのようなくつろぎの空間が完成した。
- 中庭
- 吹き抜け
- バリ
- コンクリート打ちっぱなし
- リゾート
- 水盤
- コートハウス
アートが彩る、力強いコンクリートの辛口空間
都内に建つ、2階建てRC造住宅。
建て主はアートを集めるのが趣味で、アートが映えるコンクリートの家を希望。
コレクションを飾る、ギャラリーのような住まいをつくった。
アート作品やデザイン家具をディスプレイする1階LDKの中心に据えられたのは、コンクリートを使ったキッチン。
外壁や壁と同じく杉板型枠の素材感あるコンクリートを使用し、天板はダイニングテーブルの天板に合わせて白の大理石、収納は床と同じナラ材で造作。
生活感の出やすいキッチンだが、空間と素材を合わせて造作したことで、クールな空間と違和感なく調和している。
空間の中心となるキッチンの前にあるテラスからは光と風を取り入れ、外のとのつながりを持たせた。
表情のあるコンクリート空間がアートの魅力を際立たせる、豊かな住まいが完成した。
- テラス
- シンプル
- モダン
- コンクリート
- キッチン
- RC造
- ナラ材
異素材が調和し織りなす上質空間
都心に近くありながらも自然が多い場所を求め、10数年に渡って土地を探してきた建て主。
都内の高台に建つ築20年の二世帯住宅に出会い、購入を決意した。
周辺環境や広さなどが条件に合ったことや、何より2階からの眺望を気に入り、自分たちの好みとライフスタイルに合わせてリノベーションすることとなった。
既存の建物をスケルトンにすると現れたのは、天井のしっかりとした鉄骨梁と小屋組み。
そこで、その鉄骨と屋根の勾配を活かし、LDKは最大の高さが4650mmという吹き抜けの大空間に。
梁を利用してロフトも設けた。
鉄骨梁と、屋根の勾配に合わせて巡らせた木製ルーバーの異なる素材がお互いを引き立て、上質な空間を演出している。
「鉄骨×木」のように、異素材が織りなす効果は、インテリアを洗練されたものにしている。
鉄の質感がハードな印象を与えるリビングの壁は味のある砂漆喰仕上げ、床にはカーペットを敷き、柔らかな印象をプラス。
キッチンの床には素材感のある大谷石を、キッチンの天板には研ぎ出し仕上げの人工石を使用し、空間を引き締めている。
素材の風合いや色合いが絶妙なバランスで調和した、寛ぎの空間が完成した。
- ロフト
- 吹き抜け
- リノベーション
- 大谷石
- ポーターズペイント
- 高台
- 木製ルーバー
- 鉄骨梁