タイルの一般的なイメージでは、四角形で表面が平らなものを思い浮かべる方も多いと思いますが、最近では実に様々で表情豊かなタイルがあります。

 

特に壁用のタイルは、床タイルと違い、歩行感などを考えなくて良いので表面を平ら(フラット)にする必要もないため、大胆な凹凸をもたせた立体的なタイルなどもあります。

 

立体的という意味合いで「レリーフタイル」とか、デザイン性の高いタイルという意味で「装飾タイル」などとも呼ばれたりもしますが、その独創的なフォルムゆえに、ひとつのカテゴリに当てはめにくい個性的なタイルたちです。

 

今回は、素材感があり、ライティング効果によって、その陰影や輪郭の美しさを味わえるタイルをピックアップしてみました。

 

大きめのデザインタイル

モザイクタイルまでは小さくなく(5cm角より大きい)、タイル一枚一枚に重厚感のあるタイルを取り上げました。

ヒシガタ

名前の通り菱形のタイルで、組合せパターンによって、色々な表情が楽しめます。

 

光を当てる方向で、独特の幾何学模様を浮かび上がらせることができます。

 

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ラウンドスクエアモデルA+ミニ

ラウンドスクエアモデルA+ミニ

 

中央部分が膨らんだようなやわらかな印象をうけるタイルです。

 

サイズが145mm角と半分のサイズの72mm角を基準にして複数のサイズがあります。

 

全て厚みが同じなので、サイズを組み合わせたパターンを楽しむこともできます。

 

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ラウンドスクエアモデルB

 

中央にむかってアールの凹みがあるタイルで、丁度、ラウンドスクエアモデルAの逆のような形状です。

 

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イチマツ

かまぼこのような断面のタイルを市松に組み合わせて、編み込んだような壁面を演出します。

 

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クラシカルモデルNO.207

 

昭和の時代に生まれ、今もつくり続けているロングランのデザインタイルです。

 

焼き物独特の素材感と組合せによって多様なデザインを生み出せることがロングセラーの理由だと思います。

 

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小さめのデザインタイル

サイズ的にはモザイクタイルに分類される(5cm角より小さい)、素材感のある立体的なタイルを取り上げました。

デントキューブ

凹凸のあるキューブとフラットのキューブの組合せがモダンな空間を演出します。

 

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プラトーブロック

荒い割り肌とフラットな表面がランダムに並び、つい触ってみたくなる独特の風合いがあります。

 

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ボーダー状のデザインタイル

細長い形状のモザイクボーダーを取り上げました。

ウェーブボーダー

交差する割肌が織り成す影が特徴的なタイルです。

 

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オンブルボーダー

割肌とフラットのボーダー組合せが深い陰影のある壁面をつくります。

 

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クレッセントボーダー

R面のボーダー形状のタイルが、光と影を編み込んだような壁面を演出します。

 

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意匠性の高いタイルには、建材でありながら、それだけを机の上に置いて飾りたくなるようなタイルもあります。

存在感があり、個性的なタイルたちをお部屋やエントランスなどのアクセントに使って、是非、お気に入りの空間をつくってみてください。

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