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2つの棟が身を寄せ合う、お隣感覚の二世帯住宅
都心部のほど近くにありながら、緑に囲まれた高台に建つ家。
ご主人の仕事の都合で地元に帰ってきたのを機に、ご主人の実家を二世帯住宅に建て替えることに。
これまでの生活習慣を大切にしていきたい親世帯と、小さなお子様を連れて新生活を始める子世帯、それぞれのライフスタイルを尊重しながら互いに心地良く暮らせる家を目指した。
そこで、親世帯が生活する棟と子世帯が生活する棟とが隣接したプランを採用。
コンパクトにまとめられた親世帯の棟、お子様をのびのびと育てられる、開放的な空間を持つ子世帯の棟、ふたつの棟を共用のホールで繋いだ。
ホールには内扉を設け、カギもかけることができるので、お互いの暮らしを尊重することができる。
「二世帯住宅」や「同居」というよりは、「お隣」感覚で身を寄せ合うふたつの棟。
独立性を保ちながらいつでも助け合える、心地良い距離感の二世帯住宅が完成した。
外観
自然豊かな場所に馴染む、シンプルナチュラルな外観。
プライバシーを守るため、小さな窓を並べた。
手前にあるのが子世帯の棟。
その奥に親世帯の棟が続く。
住宅ポーチ
素材感ある木の門扉を開けると、玄関までまっすぐアプローチが伸びる。
玄関が別なので、インターホンもふたつ設置した。
子世帯リビング
明るく開放的なLDKには、自然素材をふんだんに使用。
床はメイプル材、壁は木のチップ入りの紙クロスで仕上げ、温もりのある空間となった。
吹き抜けによって1、2階に一体感があり、どこにいても家族の気配を感じることができる。
休日は、両世帯の団らんの場となることもある。
2階ワークスペース
吹き抜けに面した2階の空間は、家族共用のワークスペース。
家具の配置を変えればセカンドリビングにもなる、オールマイティなスペース。
テラス
リビング南側に続くウッドデッキ。
パウダールーム
洗面台の天板や扉にも木を使い、ナチュラルで落ち着いた印象に。
床はパイン材。