切妻の1ルームの中に2つの箱を配置しています。
リビングはその隙間に出来た空間です
空間に変化を感じます。

北面外観・・・シンプルな切妻の形状です。外壁は左官コテで、粗く仕上げています。

玄関の床は墨入りモルタル、壁はラワン、天井は木毛セメント板とし、素材感を強く出しています。

ペンダントの照明器具は、壁から持ち出した黒皮鉄のパイプに下げられています。
隣家が見え難く、光と風を通すよう窓を配置しています。

LDK・・・床はナラ材のヘリンボーンです。
ダイニングテーブルは天板:ナラ材、脚部分:黒皮鉄でデザインしました。

キッチンは天板:ステンレス、袖壁:コンクリート打ち放しの製作品です。

モザイクタイルを貼った天板に、実験用のシンクを埋め込んでいます。

箱と箱の隙間に階段は向かいます。

箱と箱の隙間の先に空間が広がります。

切妻の屋根形状に合わせた天井形状です。
中2階の各室を分ける間仕切壁は上部を開放し、家の一体感と広がりを感じるようデザインしました。

室内の壁にも窓があり、内部に空間の奥行きを感じます。

壁のブラケット照明がアクセントとなっています。