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快適なキッチンを備えた、素朴で温かい住まい
1979年に建てられた木造住宅の持ち味を生かしつつ、耐震補強を施して、安心・安全な家にリノベーション。
「食」に関する仕事をされている奥様こだわりのオーダーキッチンは、高さや広さを何度もシミュレーションして使いやすさを追求。
持っている食器や調理器具の量に合わせてキッチン収納を作り、より快適に料理を楽しめる場所となった。
自然素材を使った温かい雰囲気のリビングにはちゃぶ台を置き、
床に座って過ごす「和」の要素を取り入れた空間に。
穏やかな暮らしを楽しむ、素朴で温もりのある家となった。
キッチン1
「食」に関するお仕事をしている奥様のこだわりを詰め込んだオーダーキッチン。
作業台やカウンターの高さは奥様の身長に合わせたオリジナルのサイズで、広々と作業のしやすいキッチンとなった。
「使いやすく、料理に対するモチベーションもさらに上がった」と喜びの声が。
オープン棚にはお気に入りの器や雑貨を並べ、見せる収納も楽しんでいる。
キッチン2
素朴な空間に合う、木目を基調とした温かい雰囲気のキッチン。
調理器具や食器など、持ち物の量に合わせた大きさの収納を作った。
引き出しに食器をしまうのは奥様がこだわった点で、一目ですべての器が見え、地震対策にもなる。
冷蔵庫の横には缶詰などの食品や消耗品を収納するパントリーがあり、玄関からもそのままつながっているので、買い物したものをそのまましまうことができる。
キッチン3
作業台は調理がしやすいよう広々と作り、友人たちと一緒に料理を楽しめるよう、反対側からも作業ができるようになっている。
天板には、清潔感があり耐久性のあるステンレスを使用。
汚れやすい作業台の前の床にはタイルを貼った。
リビング1
キッチンとつながっているリビング。
ひとつの空間で、食事を作り、食べ、寛ぐという生活の全てができる。
リビングの真ん中にはクルミ材のちゃぶ台を置き、床で生活する「和」のスタイルを取り入れている。
「ちゃぶ台に座りながら、庭に咲いた花を生けたり、夫とゆっくり話していると気持ちが落ち着く」と奥様。
穏やかな暮らしを楽しんでいる。
リビング2
無垢のナラ材のフローリングに、壁は白い漆喰と、自然素材を使ったリビング。
床暖房を取り入れており、無垢材が反るのを防ぐために床は3層となっている。
素朴で温かく、居心地の良い住まいとなった。