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古くも新しい、クールでレトロな店舗兼住宅
陶芸教室を主宰する建て主。
「いつか自分の器でコーヒーやお菓子を出す店を開きたい」そんな夢を叶えるべく、建て主のおじいさまの代から住み継がれてきた築80年の家を建て替えることに。
陶芸教室とカフェを併設した、店舗兼住宅に生まれ変わった。
80年間ずっと大切に住まれてきた家の良さを活かすことが、建て主の要望。
そこで、丸窓や鍵のついた引き戸、柄ガラスなど既存のレトロな建具を修復し、色を塗り直すなどして再利用した。
クールな雰囲気に一新された空間にもしっくりと馴染み、味わいを与えている。
古いものが持つ温もりは、建て主が手掛けた器やハンドメイドの雑貨ともマッチ。
「まったりと落ち着くことができるカフェ」と、お客様からも評判なのだそう。
80年の歴史が作り出した魅力や味わいが、建て主のライフスタイルと好みに合わせた新しい家に活かされ、懐かしくも新しい、独特の魅力をもった住まいとなった。
カフェ
自宅にカフェと陶芸教室を併設。
自分の器でコーヒーを出したい、という夢を実現させた。
キッチン
カフェのカウンターに面するキッチン。
オールステンレスで工業的なデザインの厨房に、レトロな建具がポイントに。
カフェ
照明など古く味のあるものがさりげなく置かれ、空間に馴染んでいる。
陶芸教室スタジオ
カフェの奥には建て主が主宰する陶芸教室の作業スペースが。
照明や壁、建具は渋い色味で統一。
古い家にあった家具や雑貨も取り入れ、ヴィンテージ感を演出している。
プライベート・ダイニング
2階、3階は建て主の居住スペース。
ダイニングとリビングは大きな開口で繋がっている。
リビング
抑えめの色味で、渋くかっこいい雰囲気のリビング。
リビングからダイニングのほうを見る
トップライトやハイサイドライトから日差しが差し込む、光に満ちた空間。
リビングから吹き抜けを見上げる
明るく開放的なリビング。
左手にある鍵のついた窓は、古い家の建具を修復して再利用したもの。
古い物が持つ独特の味わいが空間に生きている。
廊下
建具もこだわって制作。
抑えめのトーンでペイントしたドアがクールな雰囲気を演出。
ベットルーム
小窓や扉、姿見などはもともと古い家にあったもの。
80年前の昭和レトロなアイテムが、空間に味わいと深みを与えている。
パウダールーム
モザイクタイルの枠のミラーやブルーの壁が印象的な洗面所。
トイレ
レトロな丸窓や照明は、古い家にあったもの。
80年間大切に住み継がれてきた家の魅力を引き継いでいる。
外観
真っ白でシンプルな外観。
ドアを開けるとカフェスペースが現れる。