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河口佳介+K2-DESIGN

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住所:
広島県 福山市霞町1-2-161103BLDG
会社URL:
http://www.k2d.co.jp

河口佳介+K2-DESIGN

広島県

建築家

電話:084-973-5331

100年の歴史を持つ煉瓦倉庫に包まれた‟隠れ家”

エントランス

築100年以上のレンガ造の元倉庫をリノベーションした住まい。

レンガ倉庫は、戦前は石油関連の会社の貯蔵庫として、戦中は燃料工場として使われてきたもの。
その後、建て主のお父様が家具を製作する木工所として買い取った。

時を経て木工所は畳まれたが、建て主は思い入れのあるレンガ倉庫を住居にしたいと希望。
建築家も、歴史的にも貴重な建築であるレンガ倉庫を残すべきだと、意見が一致した。

築100年超えの古い建物ではあるが、この倉庫のレンガの積み方は「オランダ積」で、壁が厚く強度があるのが特徴。
将来は目地に樹脂を入れて強化することも視野にいれ、レンガ倉庫をそのまま残すことにした。

ただ、建物は倉庫として建てられたため、天井高が6ⅿもある巨大な空間。
住まいとして快適な場所にするために工夫が求められた。

そこで、レンガ倉庫の内側にもう一つの空間を造り、そこを住まいとするプランを採用。
既存の倉庫の内側に、東西約13ⅿ、南北約6.4ⅿ、天井高2.4mの鉄骨造の建物をつくり、レンガ倉庫の中に佇む「隠れ家」のような住まいに。
大空間の中にもうひとつのコンパクトな空間をつくることで、断熱性にも優れた快適な住空間を実現した。
住居を取り囲むレンガは多孔質で、調湿性にも優れている。

住居の壁面は全面ガラス張りにし、100年の歴史を重ねてきたレンガを眺めて暮すことができる。
内装は主張しすぎず、レンガに馴染む素材を選択。
床にはアフゼリアの無垢材、天井にはポプラ合板を張った。
レンガと同じように組積したコンクリートブロックが住空間を緩やかに仕切る。

長い歴史の中、変わらずそこに佇んできたレンガ倉庫。
新しい住空間を内包し、新たな時を刻み始めている。

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