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大人が集う「隠れ家バル」

大人が集う「隠れ家バル」

築31年の古いマンションを、「カウリノ」のデザインを参考にして、カッコイイ部屋に生まれ変わらせました。
このマンションには構造上壊せない壁が多く天井も低かったのですが、
逆にその閉塞感を「隠れ家風」と捉えてステージングを施した結果、
大人たちが集まって美味しいものを食べたり飲んだりしながらワイワイと楽しめる
自由でオシャレな空間となりました。
狭くても寛げる、そんなお部屋です。

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新・旧の魅力織り交ざる共同住宅リノベーション

玄関からダイニングを見る

築30年、4戸が1軒になった共同住宅をリノベーション。 1階の2戸は賃貸のままに、2階部分を建て主の住まいとした。 2階の2戸をひとつにつなげてオーナー住宅にするにあたり、いかに一体感をもたらすかがポイントとなった。 2戸の間に設けられた壁は構造上取り払うことはできず、一部しか開けることができない。 そこで、ふたつの住戸に一体感を持たせるために、四角の箱の中に正円形の壁を挿入するというプランを採用。 リビングとダイニングは曲線の壁によって円を描くように囲まれており、リビング・ダイニングの間に壁はあるものの、空間には包まれるような一体感がある。 円の外にはキッチンと、寝室や子供室、クローゼットを配置した。 また、この円形の壁は30年という、空間の時間差を縮める役割も。 リノベーションによって既存の躯体壁は真新しくしたのに対し、円形の壁には使い込まれたような味わいを出した。 古いものは新しく、新しいものは古くすることによって、新・旧がうまく交わり、より一層、空間に一体感が生まれた。 もともと分かれていた住戸を一体化するとともに、新・旧の違いが織り交ざった空間が実現。 共同住宅のリノベーションの可能性と魅力を感じさせる住まいとなった。

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